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社内で生理痛体験研修「ピリオノイド」を実施しました!

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ダイバーシティと生理痛疑似体験の不思議な出会い

本日はダイバーシティの一環で女性が活躍できる職場環境を考えることを目的に株式会社リンケージ様が提供する生理痛体験研修「ピリオノイド」を社内で実施しました。生理痛のつらさは女性特有のもので、男性では身をもってそのつらさを体験することがありません。
この疑似体験を通し相手のつらさを認識することで、従業員が互いを尊重し思いやりのある職場環境が作れたらと考えました。

まずは座学での研修からスタート



女性の健康に向き合うことがなぜ企業にとって有益なのかという話や、そもそも生理の仕組みなど説明から体験会はスタート。
生理のサイクルや、3~7日間 出血をともないながら、腹痛や吐き気、気分が悪くなるといった症状が生じること、生理前にも月経前症候群(PMS)として、イライラや抑うつ状態、むくみなどが起こること、その症状に個人差があるので個人で解決できる問題ではないことを紹介いただきました。大切なことは体験して終わりではなく、職場の在り方を考えることでした。

いよいよ、生理痛の疑似体験


さて、研修のメインイベントは「生理痛の疑似体験」です。
機械は腹筋のEMSパッドのような仕組みでした。(刺激の与え方などは腹筋EMSとは違うようです)
いざ装着してスタート!弱>中>強と軽い刺激から始まりましたが、徐々に強くなっていきます。
男性社員からは
「これが中の痛みなの?!」
「これからは娘につまらない話はしないようにしよう」
など悶絶とともに意見が挙がっていました。

女性社員からは
「実際の生理の方がもっと重い、辛い」
「”ずん”と来る重さは似ている」
といった声がありました。

何より不定期にこの痛みが来ること、毎月の症状として身構えたりと痛み以外の気苦労やストレスが大きいと感じました。


最後に、ワークショップで振り返り



ワークショップでは実際の職場での困りごとや改善点、どんな制度や風土があったら良いだろうかと社員で話合いました。

「男性陣が同行するときはトイレ休憩を小まめに促す」
「会議時間45分のスマコミ(スマートコミュニケーション)を更に意識して取り組む」
「生理痛を通常の体調不良と同じレベルまで引き上げて取り組む」


ダイバーシティと生理痛の疑似体験は一見すると関係ないように思えますが、個人個人が互いに思いやりを持つ考え方は共通していると思えます。
このような取り組みを通じて、私たち一人ひとりが他者の苦労や喜びを理解することで、より良い職場環境を築いていけたらと研修を通じて感じた一日でした。